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こどものワクチン

こどものワクチン

●赤ちゃんの免疫

赤ちゃんは免疫(病気に対する抵抗力)が未発達なため、様々な感染症にかかります。感染症は、かぜのような軽いものもあれば、深刻な合併症や後遺症をおこしたり、命を落とす危険があるものもあります。成長とともに外出の機会が増える赤ちゃんにとって、重症化しやすい感染症に対する免疫を早い段階でつけてあげることが大切です。お子さんが、安全に自らの体内で免疫をつくり、感染症に対する抵抗力を身につける助けとなるのが、ワクチンによる予防接種です。

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●ワクチン接種の目的

  • ①ワクチンで防げられる病気から赤ちゃんを守ること
  • ②もしかかっても症状が軽く済むこと
  • ③周りの人にうつさないこと

ワクチンは、感染症に対する免疫をつけるもので、感染症にかかる前に接種することが重要です。ワクチンの定期接種は生後2か月から始まります。赤ちゃんが生まれたら、早めにかかりつけ医を見つけて、ワクチンスケジュールを立てていきましょう。

ワクチンは副反応等のリスクも伴いますが、得られる利益の方がはるかに大きいと考えられています

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●予防接種の種類

予防接種法で定められた「法定接種ワクチン」のことで、国や自治体が勧奨しているワクチンです。接種した個人のみならず社会全体で感染の拡大を防ぐ意味があります。規定の年齢での接種なら費用は原則無料です。(一部自己負担になる場合もあります)

定期接種の期間外に受けるものや、渡航等で国内未承認のワクチンを受ける場合は任意接種として自費になります。(一部自治体では助成がある場合もあります)

「任意接種」は「受ける必要がないワクチン」ということではありません。
「任意接種」を受けてこそ、ベストな予防となります



●ワクチンの種類

生きたウイルスや細菌の病原性(毒性)を、極力抑えて、免疫が作れるぎりぎりまで弱めたもの。自然感染と同じ流れで免疫ができるので、少ない接種回数でも十分な免疫を作ることができます。接種後3週間程度は副作用出現に注意が必要です。

ロタウイルス感染症・結核(BCG)・麻疹(はしか)・風疹・おたふくかぜ 水痘(みずぼうそう)など

不活化ワクチンは、ウイルスや細菌の病原性(毒性)を完全になくして、免疫を作るのに必要な成分だけを製剤にしたものです。1回の接種では免疫が充分には出来にくいため、ワクチンによって決められた間隔で必要な回数の接種が必要です。

B型肝炎・ヒブ感染症・小児肺炎球菌感染症・百日咳・ポリオ・日本脳炎・インフルエンザ・A型肝炎・髄膜炎菌感染症・狂犬病など

感染症によっては細菌の出す毒素が免疫を作るのに重要なものもあります。この毒素の毒性をなくし、免疫を作る働きだけにしたものがトキソイドです。不活化もトキソイドも接種後24時間は副作用の出現に注意しましょう。

ジフテリア・破傷風など


一般的なワクチンスケジュール